溜色漆器:日本の伝統美を現代につなぐ | 銀座夏野のスタッフブログ

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溜色漆器:日本の伝統美を現代につなぐ

お知らせ

2024.03.18

魅力たっぷり 溜色漆器の世界
銀座夏野では、古来より伝わる美の形・色を大切にしています。
なかでも、溜色(ためいろ)の漆器は、その深みと静寂がもたらす独特の美しさで、現在でも多くの人々を魅了し続けています。
今回はその人気な溜色に触れ、店頭で特に人気のあるお箸をご紹介いたします。

目次

溜色(ためいろ)とは?

溜色漆器の魅力

伝統技法と現代の融合

溜色漆器を楽しむ

人気な溜色箸5選

まとめ

・溜色とは?

溜色とは、漆器に用いられる色の一つで、朱色の上に黒の色粉を混ぜた朱合漆(透き漆)を乗せることで、深みのある赤茶色をしています。
この色は、何層にも漆を塗り重ね、磨き上げることで生み出される、日本の伝統的な技法の結晶です。溜色の漆器は、光の当たり方によって色の深さが変わり、見る角度によって異なる表情を見せてくれます。
また塗りたては黒っぽい色味ですが、時間の経過と共に黒色が透けて、赤味の色に経年変化することから、様々な色合いを楽しめる漆器の中でも人気の色です。

・溜色漆器の魅力

溜色漆器の最大の魅力は、その落ち着いた色合いと深い艶にあります。この独特の色と艶は、使用するほどに手に馴染み、長年にわたって愛用することで、より一層深い色合いに変化していきます。それはまるで、使用者と漆器が共に歳月を重ねるかのような、生涯を通じた対話を楽しむことができます。
また男女問わずお使いいただける色なのも特徴で、還暦祝いの贈り物などにも人気があります。

・伝統技法と現代の融合

銀座夏野では、伝統技法を守りつつも、現代のライフスタイルに合わせた新しい形の溜色漆器もご用意しております。
例えば、シンプルながらも洗練されたデザインの蒔絵や沈金など、現代の家庭でも気軽に使うことができ、日常生活に伝統美を取り入れることができます。

・溜色漆器を楽しむ

溜色の漆器はその美しさだけでなく、日常にも溶け込みやすいのも特徴です。日々の生活の中で、この特別な色の漆器を使うことで、何だか気持ちが落ち着く感覚があります。また、贈り物としても、受け取った人に長く愛され、経年変化を楽しんでいただけます。

・人気な溜色箸5選

輪島塗 蒔絵箸 のし(溜) – お買い物|日本最大級の箸の通販サイトなら銀座夏野 (e-ohashi.com)
輪島塗 蒔絵箸 角つぎ(溜) – お買い物|日本最大級の箸の通販サイトなら銀座夏野 (e-ohashi.com)
輪島塗 沈金箸 流花(溜) – お買い物|日本最大級の箸の通販サイトなら銀座夏野 (e-ohashi.com)
越前塗 利休箸 朱溜(大) – お買い物|日本最大級の箸の通販サイトなら銀座夏野 (e-ohashi.com)
MR六角玉虫 朱溜 – お買い物|日本最大級の箸の通販サイトなら銀座夏野 (e-ohashi.com)

・まとめ

いかがでしたでしょうか。
溜色の漆器は、日本の伝統と現代の美学が融合した、時を超えた美の象徴です。
お箸・器を通じて、日本の伝統美を身近に感じてみませんか?
この記事では、溜色漆器の魅力とその背景にある日本の伝統美を紹介し、現代においてもその価値が変わらないことを紹介しています。ぜひ溜色の伝統美を体験してみてください。


編集後記

銀座夏野 
EC・海外顧客担当 峯村

シンプルな溜色ですが、実はとても人気がある色でもあります。男性用へ還暦祝いの贈り物や、黒以外の色を使いたい男性用、長めのお箸が好きな女性用など多岐にわたります。一言で溜色といっても職人や個体で差が大きくありますので、個体差も楽しんでいただけます。
是非お手に取って、ご覧ください。