銀座夏野のお箸 導入事例:DIM Dining | 銀座夏野のスタッフブログ

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銀座夏野のお箸 導入事例:DIM Dining

お客様の声

2023.11.28

銀座夏野のお箸 導入事例
 
DIM Dining(ベルギー和食店)
オーナー・酒ソムリエ Jonas Kellens様
 
「夏野のお箸には、職人の技と日本の力を感じます。お箸を通じて日本文化とのつながりをお客様に感じていただいています。」


峯村 ベルギーからご来店いただき、誠に有難うございます。お店でお箸を使った時のお客様の反応はいかがでしたか?

Mr. Jonas Kellens 職人の技と日本の力を感じますね。うちのレストランでは大きなお盆にたくさんのお箸をご用意し、お客様が自分で使うお箸を選ぶんですよ。色も形も長さも違うお箸に、お客さんがどんな反応をするのか見るのはとても楽しいです。

峯村 お客様が席に着いたら、何膳のお箸を見せますか?

Mr. Jonas Kellens いつも14~16種類くらいのお箸を見せます。こんなに種類があるんですか?と驚かれます 。

峯村 夏野のお箸を使っていただき、集客効果はどうですか?またお箸をお使いいただき、それはお客様にとって良い経験になりますか?

Mr. Jonas Kellens 日本の文化をお客様に感じていただけていると思います。ヨーロッパではほとんどの人が西洋のカトラリーを使っているので、良い経験になると思います。

峯村 なるほど。店名が刻印されているお箸を使用することは、

Mr. Jonas Kellens 私たちはレストランとして、常に生産者を視野に入れています。文化と食を結びつけたいのです。以前よりお店の名前が刻まれた夏野のお箸をたくさんいただいています。そのお箸で私たちの料理を食べていただくと、日本の文化との強いつながりを感じていただけます。料理以外でも、箸、食器、お猪口など、すべてにおいて職人技を感じていただきたい。そう思っています。

峯村 お客様に14~16膳のお箸をお見せするそうですが、太い箸や、カラフルな箸、尖った箸など様々なお箸がありますが、お客様はどのタイプのお箸を選ぶことが多いですか?

Mr. Jonas Kellens いつも細くてカラフルなものです。特に桜の柄や特別なスタイルのお箸を好まれます。お使いいただいたお客様はお気に召されて、家に持って帰ろうとします。

峯村 そうなんですね。笑 なぜ細い箸を選ぶのですか?

Mr. Jonas Kellens 細い箸は使いやすく、太い箸で食べるのには経験が必要だからでしょうか。箸で食べることを知らない人たちに、箸の使い方を教えることもとても重要です。箸の使い方を覚えることで、食べ方が変わり、食事が楽しくなります。

峯村 日本では箸の長さが男性用と女性用に分かれていますが、ベルギーのお客様はこのことをご存じですか?

Mr. Jonas Kellens 多くのお客様はお盆に並べられたお箸を見て適切なサイズを選ぶのですが、稀にとても大柄なお客様が短い方の箸を手に取ると、『あ、それは女性用だから……』とアドバイスすることがあります。

峯村 そうなのですね。サイズをご存じのお客様がいらっしゃり、驚きました。ベルギーでお箸が売られているのを見かけますか?

Mr. Jonas Kellens いいえ、なかなか無いです。大手の食器販売店でも金属製の箸しか売ってないですし、日本の職人技が感じられるお箸は無いです。

峯村 レストランでお使いいただく際にはどのようなお箸が適切だとお考えですか?

Mr. Jonas Kellens 木製の箸が良いです。軽いので素材の質感を楽しめますし、味の邪魔をしないからです。金属の箸は、特に魚の味にとても影響します。木の箸ですと味の邪魔をすることは少ないですよね。箸先の仕上げ一つとっても、料理に影響を与えるので、非常にデリケートな部分です。

峯村 シンプルな木のお箸と、箸先が滑りにくいお箸、どちらがお客様に好まれますか?

Mr. Jonas Kellens 実際には箸先が滑りにくいお箸を好まれる方が多いです。

峯村 そうなんですね。今後の商品企画に活かしていきたいと思います。ところで、お箸は食洗機で洗いますか?

Mr. Jonas Kellens 私たちは手洗いですが、ベルギーのほとんどの家庭では食洗機を使っています。手でお箸を洗う大切さを、ご存じではないお客様も多いと思います。私たちが箸・食器・ぐい呑みなどを手で洗っているのは、もちろん繊細でありますし大切にしていきたいからです。良質な食器は手洗いしなければならない、そう思っています。


銀座夏野 EC・海外顧客担当 峯村

編集後記
「Jonas様の日本の食文化に対する造詣の深さにはいつも勉強させられます。
DIM Dining にお箸をご提供させていただくことを通じて日本の食文化をベルギーの皆さんに伝えられていることを誇りに思います。」