輪島塗箸で始める日本の伝統美、銀座夏野がおすすめする輪島塗箸5選 | 銀座夏野のスタッフブログ

箸ブログ

輪島塗箸で始める日本の伝統美、銀座夏野がおすすめする輪島塗箸5選

お知らせ

2024.02.24

目次

はじめに:輪島塗の世界について

手頃な価格で輪島塗の職人の仕事と高級感を味わう

輪島塗箸の選び方、購入ガイド、長持ちさせるコツ

銀座夏野がおすすめする輪島塗箸コレクション、おすすめ5選

まとめ

はじめに:輪島塗の世界について

輪島塗とは何か?

輪島塗とは、石川県輪島市発祥の最高級漆器で、耐久性と美しさで知られる日本を代表する伝統工芸品です。特徴は、分業で漆器を制作することにより、工程ごとに完結した状態で、次の工程の職人に漆器を繋いでいます。木地から始まり、何層にも塗り重ねられる漆や布着せ、精緻な蒔絵・沈金などの装飾と、長い工程と熟練の技術を要します。

特に輪島塗の箸は、その手触りの良さと優雅なデザインで、日常使いから特別な場面まで、幅広く愛されています。この伝統と革新を織り交ぜた工芸品は、日本文化の象徴として 国内外で高く評価されています。
輪島塗は、ただの生活用品を超え、芸術作品としての地位を確立しています。 少なからず親族や知り合いが漆器産業に従事していて、”輪島塗に触れていることが好き”という思いを持つ方がとても多いのも特徴です。

輪島塗の職人と技のこだわり

輪島塗の職人は、数百年にわたり受け継がれた伝統的な製法に基づき、質の高い漆を使用し、何十回もの塗り重ねを行いながら、耐久性と美しさを兼ね備えた作品を生み出します。木地・塗り・加飾などの工程を分業制にしているのも特徴で、職人の手による精緻な蒔絵や金箔押しは、一つ一つの作品に独特の表情を与え、使用するほどにその価値が増す、深いこだわりが感じられます。特に熟練した職人の技と探求心が、輪島塗の大きな魅力となっています。

輪島塗、独特の美しさと耐久性

輪島塗の独特の美しさは、繊細な蒔絵や金箔押しなどの装飾により表現され、その豊かな色彩と光沢が高い芸術性を示します。また、特有の製法である地の粉を使った下地作りや布着せ、数十回に及ぶ漆の重ね塗りにより、驚異的な耐久性を実現しています。工程ごとに次の職人に商品が渡るときには、常にお客様にお渡ししているという認識を持ち漆器を制作しています。

この耐久性は、日常使いから特別な場に至るまで長期間にわたり美しさを保ち続けることを可能にし、輪島塗の箸や食器は使うほどにその魅力が増すと言われています。ある職人は、最終工程はお客様と言い切っており、とにかく良いものを作る、ということが根底にあり、お客様のご要望にお応えする力があります。

手頃な価格で輪島塗の職人の仕事と高級感を味わう

お箸だから体験できる、輪島塗

輪島塗の箸を使用することで、日本の伝統工芸の精粋を日常の一部にすることができます。輪島塗の箸は、職人による手作業の温もりと、漆の深い光沢、繊細な蒔絵や金箔の装飾が施されており、食事の時間を特別なものに変えてくれます。また、箸は直接手に触れるものであるため、輪島塗の滑らかで心地よい質感を直接感じることができるのです。毎日使うことで漆器の美しさと耐久性を実感し、日本の伝統文化と職人の技術を身近に体験することができます。

輪島塗箸の選び方

輪島塗箸を選ぶ際は、その重さとバランス感が大切です。箸先が細く、持ち手がやや太いものは持ちやすく、使い易いとされます。次に、漆の質感や装飾の細部に注目し、自分の好みに合ったデザインを選びましょう。また、箸の長さも大切で、自分の手に合ったサイズを選ぶことで、食事の際の快適さが増します。これらのポイントを踏まえることで、長く愛用できる輪島塗箸を見つけることができます。

日常に豊かさを加える輪島塗の作品について

輪島塗の作品は、日常に上質な豊かさを加えるアイテムです。熟練の職人が一つ一つ手掛けることで生み出される、深い漆の光沢と繊細な蒔絵や金箔の装飾は、見るたびに心を豊かにしてくれます。輪島塗の箸や食器は、ただの食事を特別な時間に変えてくれるだけでなく、長年使い続けることでその美しさが増し、使う人とともに歳を重ねていく特別な存在になります。日々の生活に輪島塗の作品を取り入れることで、日常の瞬間瞬間がより豊かで意味のあるものに変わっていきます。

食卓を彩る輪島塗

食卓を彩る輪島塗は、日々の食事を一層豊かなものに変えてくれる伝統工芸品です。その美しい漆の光沢、手に馴染む滑らかな質感、そして細部に施された繊細な蒔絵や金箔の装飾は、食卓に上品な雰囲気をもたらします。輪島塗の箸や食器を使用することで、普段の食事が特別な時間へと変わり、日常生活に深い満足と喜びを提供してくれます。耐久性にも優れているため、長く愛用することで、使うほどにその魅力を増していくのが輪島塗の特徴です。

価格の品質のバランスについて

輪島塗の価格は、その高い品質と職人の手間を考慮すれば、非常にバランスが取れています。熟練の職人が一つ一つ丁寧に作り上げる工程、耐久性と美しさを兼ね備えた漆の質感、そして繊細な装飾技術は、価格を超える価値を持っています。輪島塗は初期投資は高いかもしれませんが、長く使い続けることでそのコストパフォーマンスを実感できます。日常使いから特別な場まで、その品質の高さが生活を豊かに彩るため、投資する価値があると言えるでしょう。

輪島塗箸の選び方、購入ガイド、長持ちさせるコツ

初めての輪島塗箸選び

初めての輪島塗箸を選ぶ際は、使い易さとデザインの好みを重視しましょう。手になじむ長さと太さの箸を選び、滑りにくい加工が施されているか確認すると良いです。また、自分の生活スタイルに合った色や模様、装飾を選ぶことで、毎日の食事がより楽しいものになります。輪島塗の箸は耐久性が高く、適切に手入れすれば長く使い続けられるため、初めてでも安心して選べます。自分へのご褒美や大切な人への贈り物としても最適です。

お手入れと長持ちさせるコツ

輪島塗の箸を長持ちさせるためには、適切なお手入れが必要です。使用後は素手か柔らかいスポンジで優しく洗い、強い洗剤は避けてください。水分はしっかりと拭き取り、直射日光や高温多湿を避けた場所で自然乾燥させましょう。また、漆器は使い込むほどに艶が出てきます。これらの手入れを心掛けることで、輪島塗の美しさを長く保ち、日々の食卓を彩り続けることができます。

銀座夏野がおすすめする輪島塗箸コレクション、おすすめ5選

輪島塗 蒔絵箸 のし(溜) 16,500円(税込)

輪島塗乾漆蒔絵箸 桜 夫婦箸セット【桐箱入】 19,470円(税込)

輪島塗 蒔絵箸 桔梗 上 (溜) 12,100円(税込)

輪島塗乾漆蒔絵箸 春秋 夫婦箸セット 【桐箱入】19,470円(税込)

輪島塗 蒔絵箸 秋月 上 夫婦箸セット【桐箱入】

銀座夏野がおすすめする輪島塗のラインアップについて

銀座夏野では、様々な輪島塗の器・箸・小物を取り扱っております。蒔絵や沈金などの加飾が美しいものから、シンプルな塗りの品質にこだわったものまで、本格的な輪島塗を楽しんでいただけます。最高品質である輪島塗を幅広くご用意できる銀座夏野で、ぜひお楽しみください。

銀座夏野はどうやって輪島塗の職人さんとお取引をいただいているか

もともと銀座夏野では直接産地へ伺い、基本的には職人さんの作業・工場を見学させていただいた職人さんとお取引させていただいております。職人の作業工程や、職人の人柄、産地の空気感や食事など実際に肌身で感じることにより、職人の御気持ちを含めお客様にご案内できるのも銀座夏野の強みであります。

まとめ:輪島塗箸で日常に特別な一手間を

輪島塗を選ぶことの意味

木地職人・塗師・蒔絵師や沈金師の手が加わった輪島塗を選ぶことで、漆器に携わる多くの人や工程を感じ、普段からの所作など取り扱いが丁寧になり、生活が豊かになるかと思います。

輪島塗のお箸とは

実は輪島塗の定めとして、「素地が木地である」、「地の粉下地であること」、「布着せしていること」ということがあります。一般的な輪島塗のお箸は布着せをしてしまうと太くなってしまうので、布着せ処理は省いて塗りを行っております。
塗り方や、加飾方法は本来の輪島塗と同じであることから、現地の職人も輪島塗箸と呼んでいますが、本来の”輪島塗”とは少し異なりますので、輪島箸と呼ぶ職人もいます。

当店が提供する価値とサポート

銀座夏野では輪島塗の商品を販売するのみならず、修理なども承っております。代々使ってきた漆器や、記念にいただいた漆器、壊れてしまうから使えないでは無く、しっかりと修理して使い続ける。想いも詰まった漆器を、後世にしっかりと繋いでいく。銀座夏野では漆器を製造している方・使い続けていく方を、お手伝い・応援しています。


銀座夏野 
EC・海外顧客担当 峯村

~この記事を書いた人~

2011年銀座夏野へ入社。多くの店舗で店頭に立ち経験を積み、各方面の職人と直接会い見識を深める。また自らの海外経験を活かしインバウンド対応や、2020年からはEC運営を担う。「お箸のことなら、お任せください!」