雪が雨へと変わり、やわらかな日差しが待ち遠しい季節になりました。
春の訪れを感じはじめるこの頃、銀座夏野 本店には、色とりどりの「吊るし飾り」が並んでいます。
吊るし飾りとは、小さな布細工を糸でつなぎ、輪や一本の紐に連ねて飾る日本の伝統装飾。

福岡県柳川の「柳川さげもん」、静岡県伊豆稲取の「吊るし雛」、山形県酒田の「傘福」など、地域ごとに呼び名や意匠が異なり、それぞれの土地の文化が息づいています。
鶴や亀など長寿を願う縁起物、ひな祭りのモチーフを連ねた「吊るし雛」——
一つひとつに込められた意味や物語を知るほどに、飾りへの愛着がいっそう深まります。

店内ではいま、桃の節句に向けて、可愛らしいうさぎのお雛様がたくさん揺れています。
ふと目が合うたび、気持ちまでふんわりほどけるような、やさしい春の景色です。

全国各地のお箸職人に直接お会いする銀座夏野だからこそ、旅の道中で出会った心あたたまる手仕事も、皆さまにお届けしたいと思っています。
ぜひ銀座夏野 本店へ。
華やかな春の気配を感じに、ふらりとお立ち寄りください。
