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  • 緊急事態宣言に伴う営業について

    2021.04.24

    お知らせ

    平素は並々ならぬご愛顧をいただきまして誠に有難うございます。
    今回の新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、銀座夏野の一部店舗を休業とさせていただくことになりました。

    対象店舗                                 

    ・銀座夏野 吉祥寺店 休業期間 4/25-5/11                  

    ・銀座夏野スカイツリー店 休業期間 4/25-5/11               

    ・銀座夏野 新丸ビル店 休業期間 4/25-当面の間


    感染のリスクを回避するのと同時に、感染拡大を少しでも抑える為の手段として何卒ご理解をいただければと存じます。
    何卒、よろしくお願い申し上げます。

    2021年 4月24日
    株式会社 銀座夏野 

  • 津軽塗作家 須藤賢一氏

    2021.04.17

    お知らせ

    津軽塗作家、須藤賢一氏の生み出す漆器製品は、新しさに溢れている。名工・須藤八十八氏を父親に持つ彼は、伝統的な津軽塗の技を継承しながらも、 常に自由な発想で私たちを楽しませてくれるという筋金入りの作家である。

    本当は白バイに乗りたかったという須藤さんだが、高校卒業後、津軽塗の工業試験場で津軽塗の基礎を勉強し、更に石川県輪島塗漆器技術研究所できゅう漆(漆を塗る技術。または下地付から上塗りまでの工程)、 蒔絵の勉強をする。

    帰京後は専らコンペなどに出品をしていたが、ある時クラフトと出会い、その世界の自由さに魅かれる。自分の作ったものをみんなに使ってもらいたいと思い、クラフトの勉強を始めたという。

    そんな須藤さんの作品は、シンプルな形の中に常に他と違ったアイディアが光っていて、持っているだけで毎日が楽しくなるような気になる。

    「ただボーっとしていても絶対アイディアは浮かんでこないから、なるべくいろんなものを見るようにしている。東京に行ったら、美術館とかお店とか面白そうなところを見て歩く。何の目的もないけど、いっぱい見ている中で面白いものがあると、なんとなく自分の中に何かが残るから。そうするとものを作るときに、あれ面白かったな、とか思い出すから、そのアイディアを自分なりのものにしていくんだ。」

    とにかく作っている時が一番楽しい、と須藤さんは言う。そんな須藤さんが、ものづくりをするときに大切にしているのが自然の素材のぬくもりだそうだ。

    「東京で東急ハンズに行った時に、ただの板を買ってテーブルにする、と言うのを見て思ったの。今の人は自然のもの、天然の木の感触が欲しいんだなって。確かに津軽塗はヒバの木で作っているけど、全部塗ってしまってはプラスチックでも分からないでしょ。だから、底だけ塗らないものとかを作っている。手間はかかるけど、自然のぬくもりを一部残してどうデザインするかが面白い。」

    ただ、彼の作品の面白さは木のぬくもりに頼ったものではなく、卓越した技術と日頃の努力に裏打ちされていることは間違いない。

  • 営業時間短縮のお知らせ

    2021.04.10

    お知らせ

    平素より銀座夏野をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

    新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じた措置をとる「まん延防止等重点措置」の適用により銀座夏野店舗におきまして営業時間短縮期間を延長させて頂きます。商業施設の営業時間と異なる場合もございますので、ご確認のほどお願い申し上げます。

    以下、4/12(月)より変更がございます店舗です。

    ・銀座夏野東京スカイツリータウン・ソラマチ店 

    平日 11:00-20:00 土日祝 10:00-20:00 4/12(月)-当面の間  

    ・銀座夏野アトレ吉祥寺店 

    10:00-20:00 4/12(月)-5/11(火)

    今後、変更になる場合もございますので、予めご了承ください。

    お客様へは大変ご不便をお掛け致しますが、ご理解、ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 箸職人 阿部敬氏

    2021.04.10

    お知らせ

    川連塗師・阿部敬氏のお箸は、サラサラしているのにしっとりと気持ち良く手に馴染む。不思議なお箸だ。つい触感を楽しんでしまう。

    阿部さんが箸専門なってから十五年ぐらい経つ。川連塗の歴史の中で箸専門の塗師は初めて。阿部さんも元はお椀の塗りや販売をしていたが、ある時塗りの研究会でお箸を勧められて、はまってしまったそうだ。

    「お箸はたった二本の棒なんだけど、塗りの縮図みたいなところがあるんですよ。塗りのパターンはテーブルを塗るのもお箸を塗るのも同じだから、お箸を塗っていれば何でもできるぞ、みたいな。お箸の形は変えようがないから、その制約の中で変化をつけるとしたら塗りで勝負するしかないでしょ。だからやってて面白いんですよ。経験から予測してお箸を塗るでしょう。ところが、予想が外れることがある。大方予想が外れてダメになるんだけど、たまにいい結果が出ることがあるのよ。それが面白い。発見があるんです。で、だんだん入り込んでいっちゃった。)

    漆の場合、一番外側に何を塗っているかを表示すれば良いので、漆だけ使っているか、ウレタンを混ぜているかは表示を見てもわからない。残念なことに漆製品の一部は、成分の大半がウレタン樹脂などで占められていて漆は数パーセントしか使われていない。阿部さんはそういう状況を逆手にとり、最初から最後まで天然の漆だけを使ってお箸を作る、ということを武器にして仕事をする。

    「とにかくお箸って毎日毎日使うし、口に入る。なのに、ほとんどウレタンみたいな樹脂塗料を使っている。でも箸先って減ってきて、必ず木地が出てくるでしょ。その分を食べてるってことでしょ。だったら、安全な自然の漆を使ってね、最初っから最後まできちんと漆を使ったお箸を、多少高くても作っていけば何とかなるかな、と思って。他と同じことをやってもダメだから、逆にやってもいないようなものをやったらいいかな、て思っちゃったんです。」

    天然の木を使って天然の漆で、安全なお箸を作る。最近は安全性ということに関して、自分の仕事に自信を深めている。

    「箸作りを始めた頃は環境ホルモンなんて出てこなかった頃なんだけども、その後そういう話が出てきて、あぁ、間違いなかったのかな、って。」最も気にかけているのは箸先のもちだという。一番擦れる部分だし、噛む人もいる。

    「買って何回か使うとすぐ木地が見えてくるようでは困るでしょ?お客さんがいくらかでもお金を出して買ってくれているんだから、それ以上のものを作り手としては提供していきたいなと思うじゃないですか。あぁ、良いお箸を買ったと思ってもらったらありがたいですもん。」

    阿部さんは職人である。正直にも良いものを作っていれば、必ず認めてもらえる。そう信じて目先の損得に捕らわれず常に新しいものを、人のやっていないことを発見しながら箸を作っている。だからこそ、私たちが阿部さんの作るお箸に魅かれるのだろう。すべて天然の漆を使っていると知らなくてもそのお箸が充分魅力的なのは、そういう仕事に対する気持ちがこもっているからなのかもしれない。

    高橋隆太(2003)究極のお箸 42-45 

  • 箸職人 竹田勝彦氏

    2021.04.02

    お知らせ

    お箸の本当の魅力は実際に手に持ってみないとわからない。東京・向島にある大黒屋のお箸は、一度手にするとお箸に対する考え方が変わってしまうほどの魅力にみちている。

    箸職人 竹田勝彦氏


    創作江戸木箸「大黒屋」のご主人竹田勝彦氏が箸作りを始めたのは約十五年前。もとは箸職人ではなくお箸に関する商売をしていたのだが、お箸のことを理解するには自分たちで作らなくては、と思ったのがお箸作りのきっかけだという。


    初めはサンプルを作って職人さんに頼んでみたが、丸かったり細かったり変則的な形ばかり頼んでいたため、なかなか思うように上がってこなかった。ならば自分の手で作ろう、と大黒屋を始めたのだ。

    「もともとものを作るのは好きでね、実は祖父は大工で、父はげた職人なんです。代々、木でものを作ることをやってた。大黒屋っていうのも屋号なんです。」

    大黒屋のお箸には様々な形がある。五角、八角、丸、四角、木彫り風、太いもの、細いもの。そして素材も、青黒檀、黒檀、紫檀、たがやなど様々だ。どれも持ちやすい上に、箸先が細くて惚れ惚れするほど美しい。

    「うちはあくまで創作だから、考えながら面白くて使いやすいお箸を作っているんです。お箸を木を削るところから作っていかなきゃいけない。お箸はバランスが一番大切で、いかに滑らかに細くしていくかが命だから、全て手作りじゃないとできないんです。でもね、そうやって使いやすさを追求していったら、バランスの良い、美しいお箸になっていったんですよ。機能性がデザインになったわけです。」

    とにかく使いやすさを、と主張するだけあって、いくつかのお箸を持ってみるとどれも持ち心地が違い、いくつか試すうちに今まで味わったことのないほど手に馴染むお箸が見つかるのでです。

    「手の大きさだけじゃなくてね、手の肉の厚さや指の長さ何かが、全員違うんだから、みんな自分の手に合うお箸っていうのは違うんです。
     だから、家にあった箸を使って欲しい。だって、みんな靴を履いてみて自分に合った靴を買うでしょう?それと一緒よ、手に持ってみて自分に合うと思ったものを使ってほしいし、私たちはお客さんが気に入って、また使いたいと思うものを作らないといけない。」

    そんな大黒屋さんの気持ちが伝わってか、最近は大黒屋さんのお箸に惚れ込む人が多くなり話題になっている。人気のお箸の種類は、普通の食事用は食食事場所はもちろん、納豆箸、豆腐箸、短いずんぐり箸など多岐にわたる。「求めている人がいるわけだから、喜んでもらえるお箸を作るということに職人は夢をかけて作っていくわけですよ。作り手が手間ひまかけて、魂を入れてものを作っているから、そういう商品は必ずお客様にも伝わるんです。」

    大黒屋のお箸が、夏野の商品の中でも多少値が張っているにもかかわらず、常に売れ続けている理由はここにあるのだろう。職人がお箸に込めた思いは、確実に買う側にも伝わっているのだ。大切に使いたいお箸、そしてダメになってもまた欲しいと思えるお箸、大黒屋のお箸はまさにそんなお箸である。

  • 〜漆の話〜

    2021.03.27

    箸と日本人

    その美しさと実用性の秘密日本人なら当たり前のように使っている漆が塗られた道具たち。箸はもちろん、器やお膳などの日本の食のシーンには欠かせない存在です。

    残念ながら漆器を日常的に使っているという家庭は少なくなってきたようですが、それでも1歩外に出れば、近所の蕎麦屋、居酒屋、和食屋で容易にお目にかかることができます。日本人にとってはさほど特別な存在ではない漆も、世界に目を向ければ、漆器のことを海外では「JAPAN」と呼ぶように、昔から昔日本が世界に誇ってきた特産品です。

    漆の木

    幾度も幾度も漆を塗り重ね、ものによっては1年がかりで仕上げるという漆の世界。鈍く光る漆器の曲線の縁を眺めていると、思わず吸い込まれそうになるほどの美しさを感じます。

    そんな漆と日本人との関係は、なんと縄文時代から。当時の遺跡から漆を塗った食器が数多く出土しています。ところで意外に思われるかもしれませんが、塗り箸が一般的に使われるようになったのは、わりと最近の話です。塗り箸が世の中に本格的に登場するようになったのは江戸時代になってからで、若狭小浜藩でつくられたのが始まりとされています。当時は大名武家の間で使われ、全国に普及したのは、明治に入り日清戦争後といわれています。

    〜抜きん出た耐久性を持つ塗料〜

    漆とは、漆科植物の漆の木から採った樹液です。漆の木は日本や中国、韓国、ベトナムなどアジア地域に自生しています。現在、日本で使用されている漆の多くは輸入に頼っています。

    植林の様子

    国産の漆は色に深みがあり、非常に品質が良いのですが、漆を採集する職人(漆掻き職人)が少なくなっていることもあり、大変貴重なものになっています。現在、国内で漆が採れる産地は、青森、岩手、秋田、石川、長野、岐阜、福井、新潟、茨城などです。漆の木は育てることが難しく、近年では植林もされていますが、漆を採集できるようになるまでは、早くて10年以上もの歳月を要します。
    さらには、1本の漆の器から取れる漆の量はわずか200グラムほど。そんな貴重な国産漆が高価なものになってしまうのは、しかたがないのかもしれません。

    漆掻き職人の技

    漆のすごさは「美」だけにあるわけではありません。実用面でも大変優れた特性を持ちあわせています。漆は、室内や地中など紫外線が当たらない環境では、4〜5000年もつとさえいわれています。酸性にもアルカリ性にも強いうえ、高温、低温にも耐えられます。耐久性においては、現在開発されるどの人工塗料よりも優れているといえるでしょう。漆の強さの秘密は、乾くというよりも固まるというその性質にあります。
    空気中の酸素により、主成分であるウルシオールが酸化することによって、液体から固体に変化し硬化するからです。

    生漆

    〜全国の産地、さまざまな技法〜

    漆の塗箸は、塗っては研ぎを何度も繰り返し、漆が塗り重ねられています。代表的なものは、輪島塗と若狭塗で、そのほか津軽塗、会津塗、川連塗、越前漆器、新潟漆器、浄法寺塗、村上堆朱塗、木曽塗、飛騨春慶塗などがありますが、青貝がはめこまれているもの、繊細な蒔絵が施されているものなど、見る者の目を存分に楽しませてくれます。漆塗というと黒、朱、溜色がポピュラーな色ですが、 朱色ひとつとっても、手がける職人によって微妙な違いがあり、それもまた漆の奥深い魅力のひとつです。

    #銀座夏野 #漆 #お箸 #伝統工芸品 #美しいお箸

  • 【営業時間短縮のお知らせ】3/21

    2021.03.21

    お知らせ

    平素より銀座夏野をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

    新型コロナウイルス感染拡大防止策として、銀座夏野店舗におきまして営業時間短縮期間を延長させて頂きます。商業施設の営業時間と異なる場合もございますので、ご確認のほどお願い申し上げます。

    以下、3/22(月)より変更がございます店舗です。

    ・銀座夏野新丸ビル店 当面の間 11:00-20:00

    ・銀座夏野東京スカイツリータウン・ソラマチ店  当面の間  

    平日 11:00-20:00 土日祝 10:00-21:00

    ・銀座夏野アトレ吉祥寺店  10:00-21:00(通常営業)

    今後、変更になる場合もございますので、予めご了承ください。

    お客様へは大変ご不便をお掛け致しますが、ご理解、ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 箸の歴史

    2021.03.12

    箸と日本人

    〜箸と人はいつどのようにして出会ったのか〜
    人が箸を使うようになったのはいつからなのか。
    箸の起源は諸説あり、これといった定説は無いようです。よくよく考えてみると、箸のようなシンプルな道具はいずれも、その始まりを明確に導き出す事は困難でしょう。匙しかり、碗しかり。それでもあえて箸の歴史を紐解けば、人が火を使い始め、食生活が発展し、熱いものを食すようになり、手で食べることが困難になったことで、木の枝を使って食事をするようになったのでは、という説があります。


    日本では『魏志倭人伝』に日本人が手食であった旨の記述があることから、弥生時代まではまだ箸は使われていなかったと推察されています。
    古墳時代に入ると、その当時の遺跡からは木を曲げて作ったピンセットのような形状をした、「折箸」なるものが発見されています。
     ただし、この折箸は、食事用と言うよりかは取り箸、祭祀用に使われていた箸なのではないかと言われています。
    ちなみに歴史上、日本古来の箸といわれているのは、奈良の正倉院に現存している箸で、七世紀頃のものとされており、その形は先の折箸です。

  • 【営業時間短縮のお知らせ】3/6

    2021.03.06

    お知らせ

    平素より銀座夏野をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

    新型コロナウイルス感染拡大防止策として、銀座夏野店舗におきまして営業時間短縮期間を延長させて頂きます。商業施設の営業時間と異なる場合もございますので、ご確認のほどお願い申し上げます。

    ・銀座夏野新丸ビル店 当面の間 11:00-19:00

    ・銀座夏野東京スカイツリータウン・ソラマチ店  当面の間  

    平日 11:00-19:00 土日祝 10:00-19:00

    ・銀座夏野アトレ吉祥寺店  当面の間 10:00-20:00

    今後、変更になる場合もございますので、予めご了承ください。

    お客様へは大変ご不便をお掛け致しますが、ご理解、ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 【営業時間短縮のお知らせ】1/8

    2021.01.08

    お知らせ

    平素より銀座夏野をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

    新型コロナウイルス感染拡大防止策として、銀座夏野店舗におきまして営業時間を短縮させて頂きます。商業施設の営業時間と異なる場合もございますので、ご確認のほどお願い申し上げます。

    ・銀座夏野新丸ビル店 1/10-当面の間 11:00-19:00

    ・銀座夏野東京スカイツリータウン・ソラマチ店  1/10-3/7(予定) 10:00-19:00

    ・銀座夏野アトレ吉祥寺店  1/8-当面の間 10:00-20:00

    今後、変更になる場合もございますので、予めご了承ください。

    お客様へは大変ご不便をお掛け致しますが、ご理解、ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。