日々の暮らしの中で、ほっと一息つく珈琲の時間。

お気に入りの器でいただく一杯は、いつものひとときを少し豊かなものにしてくれます。
今回、銀座夏野本店よりご紹介するのは、京都西山に工房を構える「柴田窯(しばたがま)」の珈琲碗です。
日本の伝統的な意匠である「竹」を取り入れた、個性豊かな器たちをご紹介いたします。
京都西山の窯元「柴田窯」
柴田窯は、柴田恭久氏と宮里絵美氏が、それぞれに培ってきた技術と感性を生かしながら作陶に取り組む窯元です。
柴田恭久氏は、京焼・清水焼の窯元、三代目澤村陶哉のもとで12年間修業を重ね、2012年に独立。
宮里絵美氏も轆轤(ろくろ)師として経験を積み、陶芸の技術を磨いてきました。
2014年には京都西山へ工房を移し、現在に至るまで、伝統的な技術を大切にしながら幅広い作品を手がけています。
お二人はともに「京もの認定工芸士」に認定されており、京都のものづくりを受け継ぐ作り手として活動されています。
竹の意匠に宿る、日本の美意識
今回ご紹介する珈琲碗で、特に目を引くのが「竹」をモチーフにした持ち手の造形です。
古くから日本人の暮らしに親しまれてきた竹。
まっすぐに伸びる姿や、規則正しく連なる節の美しさは、工芸品の意匠としても取り入れられてきました。
柴田窯の珈琲碗には、その竹の姿がさりげなく表現されています。
直線的ですっきりとした持ち手や、竹の節を思わせる曲線的な造形。
日本らしい趣を感じさせながらも、どこか現代的で洗練された佇まいが魅力です。

竹節デミタスカップ
税込 7,700円
やわらかな黄の色合いと、口元に向かって緩やかに広がる形状が印象的なデミタスカップ。
胴の中央に入った段差が器の輪郭を引き締め、竹の節を思わせる直線的な持ち手が、端正な表情を生み出しています。
装飾を抑えたシンプルな造形の中に、作り手の遊び心と工夫を感じられる一品です。
小ぶりな器でいただく食後の一杯にも、ゆっくりと味わうひとときにも。
日常の中で、日本の工芸ならではの意匠を楽しめる器です。
黒釉の珈琲碗・皿
税込 20,900円
落ち着いた黒の表情が印象的な、ソーサー付きの珈琲碗。
表面には細やかな凹凸が見られ、光の当たり方によって異なる表情を楽しめます。
内側に広がる深みのある褐色と、外側の黒との対比も美しく、重厚感のある仕上がりです。
竹の節を思わせる持ち手の曲線は、落ち着いた器の中にさりげない個性を添えています。
同じ黒を基調としたソーサーと組み合わせることで、統一感のある凛とした佇まいに。
静かな午後に、ゆっくりと珈琲を楽しみたくなる器です。

竹節珈琲碗・皿(小)
税込 13,200円
やさしい黄の色合いが目を引く、ソーサー付きの珈琲碗。
すっきりとした円筒形の胴に、竹の節を表現した曲線的な持ち手を合わせています。
珈琲碗の内側には深い褐色の釉薬が施され、明るい外側との色彩の対比も印象的です。
ソーサーにも同系色が用いられ、器と一体となった美しい調和を生み出しています。
あたたかみのある色合いは、木のテーブルや自然素材ともよくなじみ、日々の暮らしに穏やかな彩りを添えてくれます。
珈琲を楽しむ時間そのものを大切にしたくなる一品です。

暮らしの中に、手仕事の豊かさを
毎日何気なく手に取る器にも、作り手の技術や感性、日本の伝統的な美意識が息づいています。
竹という身近な自然の意匠を、現代の暮らしに寄り添う珈琲碗へと昇華させた柴田窯の作品。
手仕事ならではの質感や、細部まで工夫された造形は、写真だけでは伝えきれない魅力があります。
いつもの珈琲時間に、お気に入りの器をひとつ。
ご自身で日々愛用する道具としてはもちろん、大切な方への贈り物にもいかがでしょうか。
銀座夏野本店にお立ち寄りの際は、ぜひ実際に手に取ってご覧くださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
銀座夏野 本店
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